ブラックリストって実際にあるの

ブラックリストのイメージ巷でよく噂される「ブラックリスト」。
「ブラックリストに載って借り入れできない」とか聞いたりしますが、実際には、ブラックリストってあるのでしょうか?

結果から言うと、「ブラックリスト」という名前のリストはありません。

ただし、個人が「いつ」「どこで」「どのように」の借り入れしたか、そして「いつ返済したか」という情報が記録されています。
クレジットカードを取得しようとするときに、この情報が元になって審査に通過しない場合があります。

この情報は「個人信用情報」というものです。
この信用情報の内容によって借り入れできるかクレジットカードを取得できるかが決まります。

今まで返済が遅れた事があった場合や、何かしら問題があった場合は、個人信用情報に掲載されます。
この問題が発生したという情報を「事故情報」といいます。

このような情報がいわゆるブラックリストに載せられたと同じ事です。
具体的には、60日以上滞納した場合に事故扱いになるそうです。
ただの事故情報は将来にわたって残るかというとそうではなく、通常は5年以内に削除されます。
自己破産や民事再生の場合は5~7年間だそうです。

このように、自分の記憶に残っていなくても、。実際に情報として残っているのです。
また、これは個人情報になるので、他人が無許可で見れるわけではありません。
必ず本人の同意を必要とするため、就職などに不利になることはありません。

この事故情報があり、クレジットカードが取得できない人はデビットカードが利用できます。
デビットカードは口座残高内で、クレジットカードのように利用できる銀行のカードです。
ネットショップなどでどうしてもカード決済が必要な人はデビットカードを作りましょう。

そのデビットカードなのですが、ほとんどの金融機関のキャッシュカードのデビットカードがあります、しかし、それは「J-Debit」とよばれるデビットカード機能でJ-Debitの加盟店でのみ使用できます。

ちなみにAmazonなどのネットショップで利用可能なデビットカードは「VISAデビットカード」です。
実店舗でもインターネットでも利用可能なデビットカードの発行はスルガ銀行、楽天銀行、りそな銀行の3つです。

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